外来診療担当表

概要・特色

「循環器」とは、おおまかに言えば、血液を体内で循環させるポンプとしての「心臓」を中心として、そこから全身へ血液を送り出す血管(動脈・静脈)や心臓自体 を養っている冠動脈といった「血管」で成り立っています。ですから私どもが治療の対象としているのは心臓と血管が主になります。

循環器は、人間が生まれた時から常に動いている臓器であり、生命維持に欠かせないものです。しかし、それだけに色々な影響を受けやすく、いったん何かの原因で不都合が起こると生命に関わることも少なくありません。そのため現在の日本では、がんや脳卒中と並んで循環器の病気である心筋梗塞が「三大疾病」の一つ に数えられています。

当院では、緊急性が高い循環器の疾病に対して経験豊富なスタッフを揃え、患者さまそれぞれの病態に応じた治療を行っています。

このページの先頭へ

ペースメーカー外来

当院ならびに他院でペースメーカーを留置されている患者様の、定期的なペースメーカーチェックを行う専門外来です。

チェックを定期的に(原則 4ヶ月毎)行うことで、電池の消耗の程度やリードの断線などトラブルが生じていないかなどを評価します。
同時に頻脈性の不整脈が生じていないかどうかも判定し、必要であれば治療を行います。

心臓の状態はずっと同じ訳ではないため、チェックを行うことで適切な条件設定を施すことができ、それにより出来るだけ電池寿命を延ばすようにしています。

診察日
 第2・第4木曜日 午前

他院で留置されている方の管理も行いますので、お気軽にご相談下さい。

このページの先頭へ

対象疾患

次のような症状がある、思い当たるといったときには循環器内科を受診して下さい。
また糖尿病や高脂血症といった生活習慣病をお持ちの方、血圧がなかなか下がらないといった方も受診をご検討ください。
対象疾患
疾患名 症状
狭心症 歩く(動く)と胸全体が圧迫される、痛む(それに関連して左肩がこる、左腕がだるくなる、背中やみぞおちも痛くなる)休むと症状はとれてくる。
冠れんしゅく性狭心症 タバコを吸うと上記のような胸の圧迫感などが出る。夜中から明け方にかけてそのような症状で目が覚める。
心不全 歩くと息苦しい、寝ると息苦しくなる。食べてもないのに体重が増えた。足がむくんできている。
不整脈 脈がとぶ、突然ドキドキする。一瞬目の前が暗くなる、意識を失う、または失いそうな感じがする。
閉塞性動脈硬化症(ASO)といった「足の狭心症」のような疾患の可能性 歩くと足がだるくなる、つりそうになる。(休むと改善する)。どちらかの足が冷たい。

このページの先頭へ

医師紹介

副院長・部長 中川 靖彦

副院長・部長 中川 靖彦
  • 大学(卒業年度)
    大阪大学(平成10年)
  • 専門分野
    循環器、糖尿病、動脈硬化
  • 認定資格
    医学博士(大阪大学大学院卒業)、
    日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医、
    日本循環器学会循環器専門医、
    日本糖尿病学会糖尿病専門医・研修指導医、
    日本心血管インターベンション治療学会認定医・専門医、
    日本動脈硬化学会認定動脈硬化専門医・指導医、
    日本脈管学会認定脈管専門医、
    日本医師会認定産業医、
    日本内科学会近畿地方会評議員
  • 所属学会
    日本動脈硬化学会評議員、日本内科学会、日本循環器学会、
    日本糖尿病学会、日本心血管インターベンション治療学会、
    日本動脈硬化学会、日本肥満学会
趣味
寺社めぐり
好きな食べ物
和食
モットー
個々の患者様、ご家族にとって最善となる治療を心がけます。

医長 成冨 徳仁

医長 成冨 徳仁
  • 大学(卒業年度)
    鳥取大学(平成23年)
  • 専門分野
    循環器内科
  • 認定資格
    日本内科学会認定内科医
    日本内科学会総合内科専門医
  • 所属学会
    日本内科学会、日本循環器学会
趣味
読書
特技
スポーツ
好きな食べ物
休日にすること
愛犬と遊ぶ、買い物
モットー
患者様、家族様の意向に沿った医療ができるように頑張っていきます。

このページの先頭へ